プロフィール

埜鷹

  • Author:埜鷹
  • since:2004/11/12

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

白く、近く、柔らかに。

森博嗣 - 著作物

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

空想と妄想の境界線
どうせなら、手首より首が良い。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

嘘?本当?どっちやねん。
事実と認識の差異に贖い苦しむ者達の集い、
空想と妄想の境界線。

認知する人間が増加した事が原因か、
もしくは主とする着眼点が推移した結果か、
私は紅茶に通じた情報を目にする事が多くなった。
意図したことではない。私が求めた情報に付随するようにそれがある。
その存在は、私の心に苦々しい思いを募らせる。

私は古くから煙草という存在に依存している。
日々の合間に、多忙を極めようと、また安らぎの一時に、私はそれを求める。
因果応報。その繰り返しの中、私の舌は狂い続ける。
そんな自らを否定するかのように私の周囲は濃度を高めていく。

そんな私にとって紅茶という存在は忌避すべき存在であると言える。
私の舌は、それを堪能し評価しうる存在であるのかどうか。
その権利を私は持ち得る存在なのかどうか。
そのような感慨が私を包み込み心を掴み挙げる。
味覚障害などといった深刻な問題はない。
薄い味わいを判断する事も可能ではある。
だがそれが本来の味覚であるのか、狂い果てた挙句残された結果ではないのか。
それを判断することができないがゆえに私の心は苦々しい。

自分の身近にある「赤」という色に対して疑問を持ったことはないだろうか。
赤い色が赤であると断言する事が私にはできない。
地球上で赤を認識できるのは太陽光の存在と対象物による反射のためである事は周知の事実だ。
つまり既存の太陽光とはまったく別の構成をもつ光源を主とした世界があれば
その世界における「赤」は私の認識の中にある「赤」とは別のものになる可能性がある。

更に理解のし易い話を挙げよう。
私は小学生の頃、理科の授業において教師から以下のような質問をされた事がある。
「地球はどのような形をしているのでしょうか?」
当然のように私は「丸い」と答えた。
授業内容としても、世界に溢れる情報源からも私はその事実を認識していた。
だからなんの疑問も無くそう答えた。
続けて教師は言う。
「地球って本当に丸いのでしょうか?」
その時私は感情を押し殺した。心の中に溢れていた感情は「怒り」である。
ふざけている。当時の私はそう認識していたと思う。そして悔しかったのだ。
「教科書に載っているのは本当のこと?」
「テレビでそう言っていたからと言ってそれが正しいとどうして分かる?」
私の認識は恐らく間違ってはいない。正しいものだと思う。
だが当時の私は教師の発言を否定するだけの情報を持っていなかった。
だから怒りを覚えた。子供らしい責任の転嫁。私にとって数少ない子供としての記憶。
理科、更に言えば科学という学問においては実証こそが真である。
教師はそのような意図でもってこの問いを投げかけたのだと思う。
だが私が最も強く認識したのは「常識の不確定さ」である。
私を根底から支えている常識が如何に脆弱なものであるか、
そしてそれを否定されることの恐怖。
それが当時の私に怒りという感情を生み出したものの正体である。
恐怖に怒りで対峙する。そんな原始的な、本能的な行動を取った瞬間だったのだ。

私は自分の感覚や認識を過小評価する傾向にある。
先の紅茶の件は感覚について。
次の赤という色の件は認識について。
明確にできないもの、否定しきれないものを深層心理で排除する。
もちろん、そういった事例は無限に存在しそれを思慮していては生きてもいけない。
取捨選択するだけの大人にはなっている。だがそれを完全に忘却するつもりも無い。

なぜなら、こうした思考以上に時間を無駄に過ごす方法が無いからである。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://hawker.blog2.fc2.com/tb.php/60-0b41e106
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。